2011年ニュージーランド・ワールドカップの予想:どんなラグビーが行われるのでしょう?

ニューシーランドは今回のRWC2011を準備、実行する権利を持ちました。

IRB(International Rugby Board 世界ラグビーボード)は毎年美しいラグビーをするオールブラックスに報いたかった、 またオールブラックスがワールドカップを制するのを手伝うと思います。

すごい選手とすごいラグビーを持ってるオールブラックスは一回だけ1987年にワールドカップを勝ちました。毎回、優勝候補ですが、1987年から毎回失敗しています。

なぜだ?
主な理由は三つだと思います。たぶん今回も当てはまります。

2010年の冬テスト・マッチ:フランス対オーストラリア
  • ヨーロッパチームが十分な準備をします

ヨーロッパの国の代表(特にフランス、イギリス、イタリア、アルゼンチン。80%の選手がヨーロッパでプレーしている)に対して、南のチームの選手は、各国のラグビー協会と契約するので、長い時間に一緒に過ごし練習をします。 たとえば、夏の試合の時にフランス代表の選手は15日間前に集合して、6国トーナメントの間に選手がクラブの試合も参加することがあります。

トライネイションズの時にはこんなことはけしてありません。

日本代表選手も同様で一緒に長い時間を過ごす:クラブのシーズンが終わってからアジア5カ国対抗、IRBパシフィック・ネイションズ・カップ、テスト・マッチまで一緒です。

一方ワールドカップに向けては、だいたい主な強い代表は何ヶ月も前から準備するので、肉体とテクニックともに南のチームとの差が縮まります。 2003年のイギリス代表の印象的な体と硬いディフェンスを思い出してください。このおかげでワールドカップに勝ちました。

2003年の優勝したイギリス代表のバックロー:ニール・バック (左)、ローレンス・ダラーリオ(中)、リチャード・ヒール(右)
  • 狭いディフェンスと有効なフォワードプレー(スクラム、ラインアウト、ラック)

見ている方からするとこのラグビーはあまり面白くないが、確かに有効なラグビーです。 ジョニー・ウィルキンソンのイギリス代表または硬くて強いフォワードパックの南アフリカはこのラグビーで優勝しました。

ワールドカップで少し弱いチームというのはオフェンスプレーのスキルが良いのに、フォワードのセットプレーかラックがあまり良くないので、有効なアタックを始められず、オフェンスプレーを続けられません。 ディフェンスのバランスを壊して、オフェンスを連続させるには、ラックから早くボールを出せることが大切です。サモア対日本の試合を見れば、サモアはラックから早くボールを出せた、日本のディフェンスには時間がなく、サモアにトライを奪われました。

今まで、毎ワールドカップではどこのチームも頑丈でとてもバランスのとれたディフェンスに編成し、ボールを持っている選手を果敢に止めます。

世界のトップの代表チームはタックルをとてもマスターしている:タックルのミスが少ない、常に二人がタックルで止め、もう一人がラックに入ります(ターンオーバーのため)、ボールが外に出るのをスローダウンして、ディフェンスがしっかりとポジショニングする時間を作ります(リッチー・マコウ、イギリス代表のフォワード、アイランドのチームのレンスターなどは特に上手です)。 これらはアタックのインパクトを抑えるのに役立ちます。

しかし、スクラムのオフサイドラインのルールが変化したため、スクラムの弱いチームもスクラムからプレーを立てられます(今オフサイドラインが最後のスクラムに参加する人の足から5mである)。2010年の冬のフランス対オーストラリアの試合でフランスはオーストラリアのスクラムをひどく小突いたのに、大差で負けました。

伝説のバックス2005年ラグビーのHall of fameのアンドレ・ボニファス(左)とミスタードロップピエール・アルバラデジョ(右)
  • 上手いキックプレー

また、優勝した代表は上手いキックプレーをしました。 そのうえキックプレーのレベルが違うと、高いレベルのサイドがだいたいいつも勝ちます。強いチームといいチームの間だと言われます。強いチームが勝つのだから!

キックはセットプレー(ペナルティかトライの後のゴール・キック)または動いてる時(ドロップ・ゴール)で点を取れます。またキックでゲームを動かし、クリアーし、タッチキックして、アップ・アンド・アンダー(ボールは高く飛ぶ時)で不安定にして、パスをします。ラグビーはサッカーが元なので、キックプレーを忘れないで!

1999年ラーカム選手と2003年ウィルキンソン選手のおかげで、オーストラリアとイギリスは勝ちました。

ケガが多かったのにうまかったラーカム

日本の場合は難しいと思います。たとえばDG(ドロップゴール)の2010-2011年の統計を見れば、トップリーグ(13デーx7試合=91試合)で3ドロップゴール((ブライス・ロビンス ,マーク・ジェラード , タマティ・エリソンのDG)があった、トップ14(26デーx7試合=182試合)で87ドロップゴールがありました。フランスのトップレベルでスタイルの前に結果が一番ので、コーチは点を取らなければならないと言います。

最後に私の意見ですが、ヨーロッパではスパー15よりキックプレーが大切だと思います。

みんなさんの考えはどうですか?

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