このグループはみんな興味があります。グループAのチームは日本、フランス、トンガ、カナダそしてニュージーランドです。優勝本命のチームユージーランドはこのグループAで圧倒的な影響力を持つでしょう。
みんながこのチームを知っています。そしてすべてのポジションで最強のプレーヤーがいます。
フランスは他のチームに比べ優っているようにみえます、しかしフランスはトンガと日本には要注意しなければなりません。今までのワールドカップでは競争力に欠けていたカナダには楽に勝てるように思います。
- カナダ
1998年にラグビーカナダスーパーリーグが始まりました。高いレベルのラグビーを発展させるため半プロのリーグです。
インターナショナルのレベルにはまだ達していません。
2010年6月カナダは小差ですがフランスA(サブチーム)に勝ちました (33-27)。
そして秋にはジョージアと戦い負けました (22-15)。
しかしこのワールドカップではグループAで2番目の席を勝ち取るのは、これらの結果からは難しいように取れます。
とにかくカナダの対日本戦と対トンガ戦は興味深いでしょう。レベルとしては同等ですが、スタイルは全然違うものだからです。
試合スタイル:とても攻撃的です。カナダは体力とラックの開始に定評があります。大抵フォワードは良いいのですが、ジョージアとはスクラムで競うことはできませんでした。(ジョージアのスクラムは世界でも上位だからです)
利点:攻撃性、体力
弱点:選手の個人能力がやや劣る、創造性、バックスのプレー、キックなど
カギとなる選手:ジェイミー・カドモア (Jamie Cudmore)、彼はチームのリーダーの一人です。彼だけがチームの中で唯一ヨーロッパのトップレベルです。
- トンガ
パシフィックカップ2011では、トンガはグループAでとても強かった。トンガのチームは以前とは違いヨーロッパや日本でラグビーをしている選手で構成されている。彼らは思いがけないことを起こすかもしれない。トンガの強いタックルとトンガ人の重さは相手を痛めつける危険まであります。カート・モラス (Kurt Morath)

はパシフィックカップの間は調子が良かったと言っていました。
コーチ、かつてスタッドトゥールーザンのスターだったイシトロ・マカ、の影響は非常に大きく決定的でした:ニュージーランドは若い島の選手を集めて、採用テストマッチをするのですが、これに参加してしまうとインターナショナル選手となってしまうため、この後たとえばトンガの代表になることはできない。このことをマカは選手達に話し、彼の苦いニューシーランドの経験に若い選手はトンガの選手になることを納得した。
ソナ・タウマロロ (Sona Taumalolo)、シタレキ・ティマニ (Sitaleki Timani)、ジョー・トゥイニアウ (Joe Tuineau,)、アファ・パカラニ (Afa Pakalani)、クーパー・ブナ (Cooper Vuna)、シアレ・ピウタウ (Siale Piutau)はオールブラックスに参加しないでトンガ代表に参加することが大切な決定でした。これからニュージーランドでプロラグビーは出来ないと言われたので、プロラグビーを続けるために日本かヨーロッパに出発しなければならない。
ヨーロッパもトンガ選手を教育しました:レスターの若者の中で主要な選手21歳ロック ソアネ・トンガッウイハ (Soane Tonga’uiha) トゥーロンの28歳CTBマフィレオ・ケフ(Mafileo Kefu)、ボルドー・ベーグルのFBヴンガコト・リロ (Vunga Lilo)、元トップ14(今第3フェデラルリーグのマルモール)CTBスカナイバル・フファナ(Sukanaivalu Hufanga) など。日本のトップリーグもトンガ選手を見ることができます!
試合スタイル:力強さと攻撃性:もちろんそれがトンガの試合のスタイルと定義できる。
利点:力強さ、攻撃性、タックル
弱点:規則性、全体の組立、バックスのプレー、持久力
カギとなる選手:サミュ・バファフォラウ (Samiu Vahafolau)、ビアリッツオリンピックのフランカーは私にとって真のリーダー。サミソニ・フィシラウ (Samisoni Fisilau)、若いナンバー9、ナンバー10、196cmで107kg、高い技術を持つ、このワールドカップで注目されるようになるかもしれない。
- 日本
あなた方はどう思いますか?
トップリーグのレベルは上がり、各チームの差が縮まりました。インターナショナルでも日本チームの評判は悪くない。日本チームはパシフィックカップ2011でも優勝した。カーワンはこの勝利はフィジーの反則のおかげだと言っていましたが・・・。日本チームで残念なのは外国人が多くすぎることですね。日本だけが外国人(ニュージーランド、イギリス、オーストラリアなど)の人材の恩恵を受けているわけではないですが、彼らが日本代表チームのレベルのために重要であることは否めません。個人的にはこのことにあまり満足していません。というのも私は日本でプレーしていましたが、たくさんのとても良い日本選手とプレーしました。私は日本人は高いレベルに達することが出来ると思っているからです。
身長や体重は問題ではありません。問題はいくつかのポジションで良い日本人選手が居ないことです。日本のラグビーのシステムでは若い選手を育てるということがおろそかになっているように思えます。サッカーのようにクラブ(プロであれアマチュアであれ)が若い人材の育成に貢献しなければならないと思う。もちろんそれを行っているクラブはあるが、日本全体で行えば人材も増えるはずです。特にフロント5が足りない。若い海外の選手を採用するのも一つの解決策です。さらに日本で鍛えられたトゥーロンのルアマヌは日本代表としてこのワールドカップで才能を発揮できたはずなのだが(私は遠藤より格段に上だと思う)。
日本はこのワールドカップのグループAではレベルが上だと思われるフランスの後の3位と予想する。しかし、思いがけずもう少し上になることもあるかもしれない!ただし、戦略、キック、ラックさらにディフェンスが上回ればだが。
利点:スピード、組立(特にフォワード)、持久性、反則が少ないこと
弱点:ラック、キック、力強さ、創造性、ディフェンス(特にバックス)、SH – SOが少し弱い
カギとなる選手:私としては、堀江と木津は特に良いフォワードだと思う。
フォワード全体とてもよいと思う。組立が良くサポートにすぐ入ります。ナンバー9日和佐はフィジー戦でとてもよかった。
バックスはスピードがあるので、そこが見どころです。
フループ内の日本の順位は、よくても4位と考えます。何故なら日本は精神的にまだ成熟していないからです。初戦のフランスとの闘いがその運命を占う重要なポイントとなるでしょう。日本はトンガのような爆発的な力を出すチームには弱いです。しかしカナダには対応出来るかもしれません。いずれにせよトンガかカナダどちらかには勝ってほしい。
フランスはヘッドコーチの後送など揺れていますね。サッカーのような結果にならないといいですね。個人的にはNZとフランスに決勝トーナメントに行ってほしいです。
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TSAさん、コメントありがとう!
私もNZとフランスに決勝トーナメントに行ってほしいです。でもフランス代表のレベルが良くならなかったら、絶対行けないと思います。リエヴェルモン監督の場合とドメネック監督(サッカー)では場合が違います。ラグビーのヘッドコーチは結果があったし、選手といい関係があるし問題がありません。しかしRWC2011のチーム選択はちょっと変だといわれました。まあ、次の監督は発表されました、RC Toulonのコーチサン・アンドレです。
2007年よりトンガ代表はうまいので、本当にいいワールドカップにできると思います。
日本の場合は難しい、進歩があったけど、すぐに同じのミスすると思います。日本がんばってほしい!
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