アイルランド 13-13 フランス
負けは逃れた、13-13の同点ゲーム、試合内容はいまいちだった。スクラムだけは悪くなかったが、それがどうだという感じだ。
ルイ・ピカモル選手(Louis Picamoles)は今回のトーナメントのフランスの最優秀プレーヤーに選ばれた。確かに彼だけは1人で前に進み、良い試合をした。
フランスチームは出だしから悪かった…。アイルランドの前線の気合の入り方とファイティングスピリットを前に、フランスはモールで30mも押され、トライされた。ヒースリップキャプテン(Jamie Heaslip)によってコンベーションキックも入れられ、早々7点の差がついた。
そしてミシャラック選手(Frédéric Michalak )は2つの簡単なキックゴールをはずし、
一つだけは入れることができた。その一方、パッディ・ジャクソン選手(Paddy Jackson)は長いキックゴールを2回決めた。これでハーフタイムには13-3という得点差になった。フランスは足を使ったゲームの精彩を欠き、ボールの扱いは不器用で、ゲームの創作性も何もなかった。
ハーフタイムに、フィリップ サンタンドレ監督は平常心はなく、怒ってもっと激しく行くように選手に言った。後半戦、雨の中、スクラムだけは機能していた。しかしそれも長くはなく、後半10分のところですでにペナルティを2度も取られた・・・。
フランス代表はゲームを立て直せない、疲れが出るなど厳しい試合になった。コーチの指導で少しはダイナミックさを取り戻したものの、相変わらずで、ミシャラック選手はキックばかりしていたのでアイルランドのサポーターからブーイングがあった。しかしこれはコーチからそうするように言われたからである。強い雨の中でフランス代表の今の状態では、普通に戦ってもだめだというコーチの判断である。
最終章、スクラムの後、ペナルティをとり、その後ピカモル選手がトライを決め、同点に持ち込んだ。
最後の試合頑張ってください。
イングランド 18-11 イタリア
両チームは競り合った試合だった!イタリアは勝ちそうな勢いだった。ルーク・マックリーン選手(Luke McLean、イタリア)のトライの後競技場は静まり返った。
スコットランド 18-28 ウェールズ
ウェールズ代表のパワーはスコットランド代表を疲れさせ、ファウルを引き出すことだった。