2- 久しぶりのフランスのドベ

ドベは中部地方の方言、最下位の意味だ。フランス語のDaubé(ドベ)もくっさているという意味、フランス代表のパフォーマンスと同じ。
選手たちが疲れているのかどうか分からないが、あまりチームプレーが出来なかったと思う。生まれ変わったスコットランド代表にたいして、最後の試合もぎりぎりで勝った。またスクラムは悪くない、でも勝つためにちょっと足りない。おかしいのは今回のトーナメントと11月のテストマッチのレベルの違いである。11月のほうが断然良かった。ほとんど同じメンバーなのに、全然違うチームのようだった。スコットランドの スターリーチ・グレイ選手(Richie Grey)がいなかったが、2013年シックス・ネイションズのベストタックルラー(tackler)ケリー・ブラウンキャプテン(Kelly Brown)の仲間たちは本当にいい試合をした。常にトライをめざし、良く動いていた。試合の最後のティム・ヴィッサー選手(Tim Visser) のトライはスコットランド人への報いだった。
今試合(対フランス)でも2013年シックス・ネイションズ全体で、スコットランド代表のグレグ・レイドロー選手(Greg Laidlaw )は良くチームを活発に動かした。フォワードとバックスのつなぎがとても上手だった。同時にキックゴールの成功率が約85%と非常に高かった、すごい。
今試合ジェームス・ハミルトン選手(James Hamilton、1982/11/17、203cm、120kg、グロスター)はラインアウトで完璧なパフォーマンスをした。ラインアウトのジャンパーたちよくみてください!(確かに彼の身長があれば簡単かもしれないが)
結果が悪かったけど、フランスのいいとこもあった。
フォファナ選手、マス選手、ピカモル選手、バスタロ選手、ヨアン・マエストリ選手 は今年のトーナメントのベストフランス代表プレーヤー。

ミシャラック選手(Frédéric Michalak)の怪我はトゥーロンにとっては大きなダメージだ。今回フランス代表ではあまり良い試合をしなかったが、11月のテストマッチやトゥーロンのクラブではすごく良い試合をしていた。ついでに、最後に試合では、彼は357ポイントで歴代フランス代表の最高得点を挙げたプレーヤーになっていた。ディディエ・カンベラベロ選手(Didier Cambérabéro、SO、1961/01/09、176cm、76kg、ベジエ/ニーム/グルノーブル/ペルピニャン)の前に立った。