面白い文献を見つけたんです!
オールトラリアの大学で行われた実験なんですが、スクワットとパワークリーン、後何もしないのでは、どれが有効な練習かということです。
まず、13人の若いラグビーマンが協力しました。この13人はすべて自分の体重の1.5倍の重さのバーをスクワットできるということでセレクションされました。
実験方法は次のようです。
1.まず1回20mのスプリントをし、2分間の休憩後もう一回20mのスプリントをします。
2.次にくじを引き、スクワットかパワークリーンかスプリントかを決めます。スクワットは自分が1回スクワットができる最大荷重の90%を3回。パワークリーンは1回パワークリーンができる最大荷重の90%を3回、スプリントは20m走ります。
3.7分休憩を取って、もう一度20mのスプリントをします。
何を調べたかというと、始めのスプリントに対して、スクワット、パワークリーン、スプリントをはさんで、最後のスプリントにどう影響を及ぼすのかということです。
20mスプリントのタイムの比較と加速の比較をしています。結果は・・・。


この結果結構驚きませんか?スクワットやパワークリーンをしただけで、こんなに差が出るんです。またここで忘れてはいけないのは、スクワットもパワークリーンも最大荷重の90%で行うことで、筋肉強化させ、パワーアクティベーションを増強させるというわけらしいです。特にパワークリーンはスピードを強化するのに、良い練習だということが言えるわけです。
「スクワット?パワークリーン?スプリントのための有効な練習法は・・・。」への1件のフィードバック