トゥールーズ アルスター 2015年 ヨーロッパカップ

トップ14の第10試合とヨーロッパカップ3日目と4日目

ヨーロッパカップの結果 3日目

プール1:1勝1敗しているトゥールーズは12月11日アルスターと対戦しました。38-0と1点も取れないまま試合終了となりました。アウェイ戦でしたが、なんとか勝ちたい1戦だっただけにこの負けはつらいです。今回のヨーロッパカップはトゥールーズにとって厳しくなりそうです。

プール2:クレルモンが31-14でエクセターに敗れてしまいました。しかしまた20日に同じ相手エクセターとぶつかります。今度はホームでの戦いなので、絶対勝ってほしいです。ボルドー・ベルグはオスプレイに19-16で負け、2敗を帰してしまいました。どちらもアウェイ戦なので、ホーム戦だったらもう少し頑張れるかな?

クレルモン対エクスターのフル試合:

プール3:ニュージーランド代表のダン・カーター(Dan Carter)選手がラシング92での初戦はヨーロッパカップでノーザンプトン戦でした。この日ラシング92は33-3という結果で大勝でした。そして期待のダン・カーター選手は初戦であるにもかかわらず、MVPという成績を飾りました。期待を裏切らない素晴らしい試合でした。今年のラシングは調子がいいし、さらにダン・カーター選手も加わったので、ヨーロッパカップでいいところまで行けるかもしれないですね。期待したいです。

ラシング対ノーザンプトンのフル試合:

プール4:スタッド・フランセがトレヴィーゾと対戦しました。17-50で快勝しました。今週末にもトレヴィーゾと対戦しますが、間違ってもおとしてはいけない試合です。

プール5:トゥーロン対レンスターでした。24-9で問題なく勝利しました。同日プール5のワスプとバースが試合をしましたが、これは白熱でした。23-25と接戦の末バースが勝利しました。

トゥーロン対レンスターのフル試合:

ヨーロッパチャレンジではブリ―ヴのBチームがロシアのチームにロシアで10-7で負けました。いくらBチームでもロシア相手に負けたのにはびっくりです。

ヨーロッパカップ3日目の今回はラシングとトゥーロンが勝利しただけで、他のフランスのチームは負けてしまいました。いつもならヨーロッパチャレンジでもヨーロッパカップでもフランスのチームは良いところにいるのですが、今回はなぜいい結果が出ないのでしょか?

フランスの記事ではこのように言っています。
– ヨーロッパカップでは、選手は大きくないのですが、スピードがあります。これはトップ14と大きな違いです。
– 次に、プレーのフェーズが多いです。トップ14では2分を超えることは珍しいですが、ヨーロッパカップでは長く続けられることが多いです。
– フェーズが多いことと近いですが、有効プレー時間も長いのです。有効プレー時間とは実質的に選手がプレーしている時間です。トップ14では平均31分(80分中)なのに対しヨーロッパカップでは38分です。フェーズが多いこともそうですし、この有効プレー時間が長いこともですが、選手の体力の消耗が大きいことは言うまでもありません。
– トップ14の選手にとっては、上記のような試合はテストマッチの時のプレーのようなものなのです。
– また、ヨーロッパカップではディフェンスよりアタックプレーがメインです。トップ14の選手にはあまり習慣のないことなのです。トップ14では戦略はディフェンスがメインで組まれているので、戸惑うもの無理はないのです。

ヨーロッパカップの結果 4日目

プール1:オヨナはサラセンスと対戦しましたが、55-13という大差で負けてしまいました。サラセンスはオヨナ相手に8トライしました。
3日目に38-0でアルスターに負けたトゥールーズ、今回はホームでの対戦だったので、勝ち星を挙げたい一戦でしたが、23-25と惜しくも負けてしまいました。トゥールーズは79分にトライを決めるなど最後の最後まで戦い抜きましたが、ミスも多く負けを帰してしまいました。

プール2:ボルドーベルグはオスプレイとホームで戦いました。33-27で勝利したものの、イエローカードを2枚もとってしまい、さらには、終盤で2トライ取られるなど課題の残る試合内容でした。
同じプールのクレルモンもエクセターとホームで対戦しました。42-10でここは快勝です。

プール3:先週ノーザンプトンに33-3でホームで快勝したラシング92ですが、今回はアウェイでノーザンプトンとあたりました。どちらもトライなしの9-9で引き分けました。

プール4:スタッド・フランセがトレヴィーゾと対戦し40-14で勝利しました。6トライを挙げての快勝で、ボーナスオフェンスも得ました。

プール5:トゥーロンはアウェイでレンスターとぶつかりました。先週もホームで勝っていますが、今回も16-20で辛勝しました。試合前半は点を取られ厳しかったのですが、後半さすが力のあるトゥーロンが持ち返しました。

 

フランス Top 14 10日目

ラシング92はポーと対戦し15-15の引き分けに終わりました。通常ならラシングが有利のような感じもしますが、他のいくつかのチーム同様ラシングもトップ14とヨーロッパカップの両方を行わなければならないので、なかなかどちらもというのは難しいでしょう。ラシングもポーもトライはなく、ペナルティでの得点だけだったので、観客は面白みに欠けたでしょう。

トゥーロン対アジャンは53-23でトゥーロンの勝利でした。アジャンはトゥーロンに8トライも許してしまいました。特に後半はあまりにも簡単にトライを許してしまい、レベルの差が明らかになってしまいました。

ラロッシェルとグルノーブルはランキングでも近いところにいるので、どちらも負けられない試合でした。勝利したのはラロッシェルで33-16でした。最初に2トライとペナルティを取られ、出だしが遅れたグルノーブルそのままずるずる負けてしまったという感があります。

カストルとモンペリエもランキングが近いので、緊迫した雰囲気で試合がありました。ハーフタイムまでは接戦でしたが、結局最終的にはカストルが4トライを取って34-19で勝利しました。

今期なかなか波に乗れないスタッド・フランセは10日目ボルドー・ベルグと対戦。サスペンスが多いにあった一戦でした。取って取り返してという試合で、69分スタッド・フランセがリードします。さらに76分ペナルティで加点、これで決まりかと思ったのですが、最後の最後79分ボルドーベルグのヘイニ・アダムス(Heini Adams)がトライ!結果21-24でボルドー・ベルグが勝利を収めました。

トゥールーズはオヨナと対戦しましたが、トゥールーズが終始有利に試合を進め27-3で危なげなく快勝しました。

ブリ―ヴ対クレルモンは21-26でクレルモンが勝ったのですが、ほとんどの得点がペナルティによるもので、ブリ―ヴに関してはトライは0です。今季ホームで初の負けを帰したブリ―ヴですが、それでもボーナスディフェンスを得ることができました。

ブリ―ヴ 21-26 クレルモン

カストル 34-19 モンペリエ

ラ・ロシェル 33-16 グルノーブル

トゥールーズ 27-3 オヨナ

スタッド・フランセ 21-24 ボルドー・べグル

トゥーロン 53-23 アジャン

ポー 15-15 ラシング・メトロ92 :ポーのコリン・スレイド選手(Colin Slade、ニュージーランド代表)のデビュー戦ですけど、面白くない試合…

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