日本では、高校ラグビーと大学ラグビーにメディアが集中しています。しかし、国際的水準にはほど遠いレベルです。いくつかの理由がありますが、国際大会での結果を見れば、明白でしょう。また、学校を卒業した後、プロラグビーは日本で発展途上であるとして、キャリアとしてあまり魅力的と映らず、多くの良い選手がそのまま会社員になっていきます。
ニュージーランドやイングランド(開催国に関わらず去年のワールドカップでは予選プールで敗退しましたが)を見れば、いくつかの可能性が見てとれます。
– プレミアリーグ内に12のプロチーム
– 下部リーグでの16のプロ・セミプロチーム
– 草の根レベルで20から30以上のセミプロのクラブチーム
フランスでも地方レベルまで(Top14の5つ下)すべてのチームではないですが、お金が出ます。
自分のレベルに応じて、ラグビーが盛んなこれらの国ではラグビーで生きて行くことができます。
選手のほとんどが、25〜32歳の間にキャリアのピークが来ることを考えれば、日本の現状は才能を無駄にしているとしか言えません。
ラグビーで食べていける可能性が大きくなれば、より多くの若者がラグビーをやるでしょう。日本ではチャンスが限られており、残念ですがこのことが代表の強さに結びついています。(少ない選手は、競争が少ないことを意味します)
テレビ放送権の問題はありますが、それよりもまず社会人ラグビーにもっとスポットライトをあてるべきです。日本ラグビーフットボール協会(JRFU)からアマチュアチームへの
サポートを強化して、日本でもいち早くセミプロ化を促進していくべきだと考えます。