ラグビーのフランス代表とザルゼウスキ選手はスナッチをする。

ラグビーとウェイトリフティング:なぜすべてのラガーマンがウェイトリフティングをするべきか?

ラグビーのためになぜウエイトリフティングが有効か?

ラグビーとウエイトリフティング・・・一見関係のないスポーツのようだ。

しかし、実はラグビーの瞬発力を鍛えるのにこれほど有効なトレーニングがあるだろうか?

ラグビー選手の必要要素はスピード、瞬発力、力強さ、スタミナなどがあげられる。ウエイトリフティングをラグビーの練習に取り入れることによって瞬発力と力強さ、そしてスピードを上げるためのスタートに役にたつ。

ここ数年、オールブラックスとヨーロッパの選手では体つきが違っていることに気がついているだろうか?それはオールブラックスはウエイトリフティングやスプリント、クロスフィットの練習を多く取り入れているのに対し、ヨーロッパではまだ以前同様(変わりはじめているが)ウエイトトレーニングをしているからである。

重量挙げのスナッチ(バーを一気に頭上に持ち上げる動作)は瞬発力を鍛える。これによりラガーマンはボールを持ったと同時にスピードを上げるため、方向を瞬時に変えるために役に立つ。

また、ウエイトリフティングにより力とスピードを上手に使えるようになる。人と当たるスポーツだけに、そのショックに負けないような力とスピードをつけることができる。これによりスクラム、モール、ラック、1対1でも絶えうる体を造ることができる。

ラグビーのフランス代表とザルゼウスキ選手はスナッチをする。
フランス代表とザルゼウスキ選手はスナッチをする。

ウエイトリフティングのトレーニングとは?

ウエイトリフティングはスナッチとクリーン・ジャークという2種目からなる。

スナッチはバーを頭上に一気に持ち上げ、クリーン・ジャークは一度肩までバーを持ち上げた後頭上まで上げる。

種目としては2種類だが、もちろん練習ではスナッチハイプルやハングスナッチまたはボックススナッチなど部分に分けて練習も行う。これらの練習はスナッチ同様瞬発力の練習になるので、ラグビーの練習に取り入れるとよい。

技術的な練習ではないが、デッドリフト(手の位置はスナッチとクリーンジャークの両方でやるのが望ましい)やフルスクワット、肩、腹筋、腰はラグビーで必要な筋肉をつけます。

ウエイトリフティングを練習する時の注意1:必ずウエイトリフティングを指導できる指導者と行ってください。一人で行ったり、指導なしで思い込みで練習をすると怪我につながる危険があります。

ウエイトリフティングを練習する時の注意2:ウエイトリフティングのバーは順手でさらに親指を他の指の中に入れてもちます。

ウエイトリフティングのブログ:リフターママ!にも遊びに来てください。